XMMS-1.2.4はFreeBSD 4.3ではすんなり動くようですが、FreeBSD 2.2.8ではそのままビルドできませんでした。FreeBSD 2.2.8でコンパイルできるようにするパッチxmms-1.2.4-freebsd-2.2.8-patch-1.gz を作成しました。以下のように変更します。

  • 共有ライブラリのファイル(*.so)がうまく生成されるようにした。
  • アセンブラコードの外部シンボルに_を追加した。
  • 視覚化プラグインのblur_scopeのx86向けアセンブラコードが動かなかったので、Cの関数を使うようにした。
  • スケジューリングの優先度を変更するコードが動かなかったのではずした。
  • mikmodとvorbisプラグインについては未対応。

ビルドするにはglib-1.2.10、gtk-1.2.10とlibxml-1.8.11を事前にインストールしておく必要があります。次のようにパッチを適用してください。

% tar zxvf anywhere/xmms-1.2.4.tar.gz
% cd xmms-1.2.4
% zcat anywhere/xmms-1.2.4-freebsd-2.2.8-patch-1.gz | patch -p1
% setenv LDFLAGS -lxpg4
% ./configure
% make
...
% su
# make install